今日(2月10日)は、日本の南を通った低気圧の影響で彦根市では終日冷たい雨が降りました。
関東地方では平野部でも雪が降って積もる所もありました。
南岸低気圧の雪は予想が難しい
「東京23区の大雪警報を解除 気象庁 路面凍結に注意を」(東京新聞)2023年2月10日 14時22分
東京23区の大雪警報を解除 気象庁 路面凍結に注意を:東京新聞 TOKYO Web
気象庁は10日午後、東京23区に発表していた大雪警報を解除し、注意報に切り替えた。 この日、関東地方は、西から近づく低気圧と上空の寒気...
彦根市では西高東低の冬型の気圧配置の時に雪がよく降りますが、冬場に日本の南を低気圧が通ると太平洋側で雪となることがあります。
低気圧による雪は、さまざまな気象条件が重なって降ります。
気象の専門家でも少しの誤差で雪になったり雨になったりしますので、大変予想が難しいです。
来週末までの天気図
週間予想天気図を見ると、2月13日(月)に日本の南を低気圧が通過した後冬型の気圧配置になって、北から冷たい空気が南下してくることがわかります。
冷たい空気が南下した後に16日の夜から高気圧に覆われて晴れますが、晴れると地面付近の熱が上空に逃げてしまうため気温が急に下がります。
地面付近の熱を蓋していた雲がなくなるためとも言えます。
いわゆる放射冷却現象です。
2週間気温予想図
2週間気温予想図では2月17日に、氷点下となる予想となっています。
マイナス1℃の予想ですが、放射冷却現象の具合によってはもう少し下がるかもしれません。
来週前半まで、彦根では平年より気温の高い状況が続きますが、来週末は急に冷え込む予想となっています。
道路の凍結や、気温変化による体調不良にご注意ください。
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